私たちは生きていくために必要なエネルギーを食べ物から得ています。
認知症に関する研究が進むにつれて、認知症は生活習慣病と同じくライフスタイルと密接な関係がある事がわかってきました。
人間の体は60兆個の細胞でできています。その細胞の約20%(約15兆個)が毎日死んでいき、同時に新しく生まれ変わっています。寿命の短い細胞は腸管粘膜細胞で1~2日で死亡し、寿命の長い細胞は赤血球で約4か月です。脳細胞は3歳頃までに増殖して、その後はずっと生き続けますが、10代頃からは少しずつ減少していきます。
人間の体では、これだけの細胞が毎日死亡して、そして新しく誕生してきているのです。これまでは「死滅した脳細胞はもう再生しない」と言われていました。しかし最近の研究によって、「ある栄養素があれば再生する」事もわかってきました。
なかでも食生活の影響は大きく、脳血管性認知症もアルツハイマー型認知症も、食生活の改善によって予防できるという事もわかってきました。
認知症を予防・改善するには、25種類の栄養素が少なくとも必要になります。この栄養素を私たちは「必須栄養素」と呼びます。現在社会に生活する私たちは、食生活の偏りや食材加工によって、これらの必須栄養元素をバランスよく摂取する事が困難になってきています。
重要な事は、脳は必須栄養素を同時に必要としているという事です。これらの必須栄養素は、単体では十分に効果を発揮することが出来ません。それぞれの栄養成分がお互いに相互作用しあってはじめて効果を発揮することが出来ます。しかも含有栄養成分の比率(バランス)が重要です。成分量が不足しても多すぎてもダメです。
これらの栄養素が全部含まれていて、しかもある特定の比率にするために、原料になる“食材の選択”と“分量”が重要なキーポイントになります。
私たちは必須栄養素を脳が必要とする比率で組み合わせて、それを粉末にしました。したがってどのような料理を作っても、その粉末を加えるだけで必要な必須栄養素が摂取できるようにしました。
私たちはその粉末食品を「必須栄養素401」と呼びます。
認知症の方も、認知症予備軍の方も(日本人に4人に1人が認知症予備軍)、これらの必須栄養素を摂取して、脳の退化・変質を防いでいただきたく願っています。
人間の脳が機能を維持していくために必要とする栄養素ですから、元気な方でも毎日摂取されることをお勧めいたします。
成分表「国際特許取得中につき非開示」